TOPイメージ

TOP
癒しの場
スタッフ
メニュー
癒しの場通信
料金
アクセス
クライアントの声
Q&A
お問い合わせ
Studio

前へ戻る

【4】 〜更年期障害を乗り越えよう〜

(1)更年期障害とは
 
更年期障害は主に女性の閉経期(東洋医学では衝脉(注1)が閉じる時期)の前後数年間に発症します。この時期には、卵巣機能の低下とともに月経が不規則になり、漸次停止するとともに、卵巣ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少して、最終的には消失します。

 特に女性はこの時期に間脳−下垂体−卵巣系に顕著な変化(卵巣ホルモン刺激ホルモンFSHの増加)が起こるため、自律神経失調を原因とする不定愁訴がみられます。うつ、不眠、全身倦怠感などの精神的疾患に陥った不安感や自己嫌悪からますます悪循環に陥ることもあるようです。

 不定愁訴は、ほてり、のぼせ、発汗、冷え性、頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、しびれ、知覚鈍麻、肩こり、腰痛、頻尿、疲労感、食欲不振など多種多様ですが、いずれも自覚症状のみで他覚所見がみられないのが特徴です。どこの病院にいって検査しても「悪いところはどこもない」と診断されて、辛さを受け止めてもらえずに悩む方がたくさんいます。

 更年期の代表的な精神症状がうつ病です。いままで一度もうつ病を経験したことの無い人や、遺伝の無い人でも発症するのですが、やはり、まじめな性格や、ものごとに執着し過ぎると発症し易いともいわれます。また、子供の独立(子離れ)、退職、離婚、身体能力の低下など、この年代特有の環境変化と重なって、不安、焦燥感、被害妄想などがより強く出て、精神的不安定に陥ってしまうのです。


(注1) 衝脉について
 東洋医学的な説明によれば、衝脉は子宮における受胎の準備(血を蓄える)をし、受精されないと体外へ排出する(月経)。つまり生命を宿し生み出すという、子宮の営みをつかさどる経絡です。中国の古典書である黄帝内経素問−上古天真論によれば、女性が14才(2×7)になると腎の気が充実して衝脉が開経し、49才(7×7)になると腎の気が衰えて精血が不足し、衝脉の衰退して閉経するとあります。この前後の期間を更年期といっているのです。

衝脉が閉経すると陰陽のバランスが崩れ、熱い気(陽気)の上昇が強くなりすぎると、のぼせ、頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、異状な発汗、情緒不安定などの不定愁訴が出現します。また陽気が上昇しすぎるために、腎の陽気が不足し、下半身が冷えたり、頻尿、便秘、腰部の冷感、食欲不振、消化不良、下痢等の症状が出てきます。



(2)自分でできる治療法

●不足した精気を補う

根本的な治療例として、まずは生命活動の源をなす腎の経絡を中心に精気を補います。使用する経穴は、下肢の内側にある、太谿、復溜、三陰交、血海、陰谷などと、お腹の中極、関元、背中にある腎兪、脾兪などです。ご家庭では、ご自分で下肢内側の骨際をよく揉んでください。さらに、市販のお灸(千年灸など)を、復溜と三陰交に施すと、足がぽかぽかしてきて、しっかり腎の経絡い精気を補うことができます。陰陽のバランスが整うと、女性のホルモンバランスの崩れも緩和してきます。

●精神を安定させる

 うつ症状と不眠はとても辛いものです。不眠に効く穴(ツボ)としては、耳の後ろの完骨、後頭部の下縁(頭蓋骨と首の間)にある風池、天柱などのほか、踵の中央の失眠、手のひらの中央の労宮などがあります。ご自分の親指でこれらのツボを数分間よく押してください。また失眠や労宮には市販のお灸も試して見てください。頭のほてりやモヤモヤがすっきりしてきて、よく眠れるようになります。ぐっすり良く眠れた翌日は、精気が充実して元気を取り戻します。睡眠は精神を安定させるための第一歩ですね。


 更年期は大変な時期ですが、多くの誰もが通る道です。この時期を人生の一ページとして受け入れ、乗り越えると、数年後には再び人生経験に裏付けられた自信と落ち着きを取り戻し、より厚みをもった人格を備えて、悠々と人生の本道に戻るのです。それは多くの先輩達を見れば明らかです。この人生の成熟期から老年期への移行期を受け入れ、じっくりと向かい合っていきましょう。

 不定愁訴の緩解は東洋医学の得意分野です。癒しの場ハーモニーは、「更年期障害を乗り越える」お手伝いをします。



▲ページのTOP

癒しの場ハーモニーwww.ibh-5184.com
Copyright © Iyashino-ba Harmony. All rights reserved.