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【1】 〜風邪の季節になりました〜

風邪(かぜ)は、音読みすると「ふう」「じゃ」ですね。西洋医学的には単純にウィルス感染が原因と説明しますが、東洋医学では少し違います。外的病因である六つの邪、「風」「暑」「火」「湿」「燥」「寒」のひとつ、「風邪(ふうじゃ)」が、首筋の後ろにある大きな背骨(大椎)や、その下の風門という経穴(ツボ)の付近から、身体をとりまく気の防衛線(衛気)を傷り(やぶり)、その結果としてウィルスが体内に浸入してしまうと考えます。まず邪気ありきというところが面白いでしょ。みなさんも、風邪の引き始めに背中の上あたりが、ゾクゾクっとした経験がありませんか?

(1)風邪に対する防衛策を!

疲れがたまって体力が弱っているときに、寒風にさらされた、ウィルスが蔓延している人ごみ(満員電車は最悪…)に長くいた、なんて時は要注意。体が疲れているなと思ったら、あらかじめ防衛策をとりましょう。

●栄養をしっかり取る
根菜類はビタミン類が豊富で栄養価が高い。だから身体を芯から温めて免疫力を高めるのです。イモ、かぼちゃ、葱、生姜、にんにく。寒い夜は、おでん、シチュー、豚汁、燗をしたお酒… いいですね。

●睡眠をしっかり取る
昼間働いた内臓は、夜間には休憩モードに入ります。睡眠で、肝、心、脾(膵臓、脾臓)、肺、腎を休めて栄気を養いましょう。でも転寝(うたたね)は禁物ですぞ。睡眠中は体温が下がります。布団をかけないで転寝するのは丸腰で風邪(ふうじゃ)との戦いに挑むようなものです。

■寒・風から衛る
首筋は風邪(ふうじゃ)に対してウィークポイントでしたね。寒い日の外出時は、コートの襟を立て、マフラーを巻いて、首の後ろしっかりガードしましょう。

(2)ゾクゾクっとしたら、放っておかずに早めに対処!

とにかく身体を芯から温めることです。初期には皆さんご存知の葛根湯がよく効きます。かならず食前に、白湯で服用、もしくは煎じて飲むとより効果的です。また、大椎(だいつい)と風門(ふうもん)という経穴(ツボ)へのお灸がよく効きます(市販の千年灸でOK)。お灸が無ければ、ドライヤーの結構あつい温風を3分程度首筋に当ててください。背中が温まって鼻水がすっきり引きます。


秋は実りの季節です。大変なお仕事、家事、育児の合間に、食、読書、自然とのふれあい… 楽しみ、喜びは、待ってないで、こちらから求めていきましょう。きっとたくさん見つかりますよ(祈)。


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